iPhone3G用ラインアウトケーブルを製作してみました

携帯電話がiPhoneになりました.インプレするとコレ電話というより電話付きポータブルパソコン.数年前にリナックスのザウルスを購入した時はえらい感動しましたが,最新マシンiPhone3Gの操作性の高さとキビキビ動作する快適さは,さすがグローバルスタンダード.6年前にリナザウルスとはあらゆる面で雲泥の差を感じます.
さて,本題は『iPhone3Gは,いままで使っているDockコネクタ・ケーブルのままHPAにつなげられるか?』です.つまりピンアサイン仕様が音楽再生専用のiPodと同じかを検証してみました.
結論は『そのまま繋いでも使えない』です.イヤホンからは「クックックッ」という一定間隔のパルス性ノイズが聴こえるだけ.ネットで検索してみたところiPhone3GはDockピンアサインがiPodのそれと異なっており,そのままではラインアウトとして機能しないんですねー.
ぐぐった結果をまとめてみると
・Pin 2 = Audio Ground
・Pin 3 = Right Audio
・Pin 4 = Left Audio
は従来どおりですが,
・iPhoneの内蔵スピーカーからドック側ラインアウトへ音声信号を切り替えるためにはPin 11とPin 15を短絡させる
なるほど,iPhone3Gからラインアウトをとるためには,Pin 11とPin 15が鍵のようです.
ちなみにPin 11はACC_DET,Pin 15はDGND.←「ACC_DET?」何なのかよくわかりません(^^;
ベルデン88760ケーブル,iPod・Dockコネクタの在庫もあるし実験してみよ.

とはいうもの,気合入れてケーブル新調して失敗はいやなので(^^;実験は過去に作ったコネクト・ケーブルでしてみることに.
Pin 11とPin 15は丁度真ん中あたりの2本.並んでいるので短絡させるのは簡単です.クリップタイプのテスターリード棒で短絡してあげると,おっー,ちゃんとラインアウトはとれる♪さっそくハンダ付けに移行,ちなみにコネクタを固定している道具はダイソーで購入した100円マンリキ.この手の細かい作業は格段に効率があがりますので超ベンリ.

作業はすごく簡単.この画像からすると短絡したPINは手前ではなく奥になります.

実験成功ということで,買い置きのDockコネクタでiPhone3G対応済ケーブルを新調.このタイプのコネクタは下段が奇数Pinで左からPin1〜,上段は偶数Pinで同Pin2〜.ところで,ケーブルはベルデン88760ケーブルの予定でしたが,固いし太いし曲がらないしで断念しOyaide HWS-22Wに変更.350円/mと普及品ながら扱いすいし,音も悪くない.

改造後のDockコネクタをiPhone3Gに接続すると「機内モード」の警告メッセージがでます.これは「はい」で.ちなみに機内モードとは電話機能をOFFにすること.外付けのHPAに接続することの代償は電話機能が使えなくなります.音楽を聴きながら電話着信,メール送受信はできなくなりますのでご注意を.

